鼻怪獣です。
色んな人のブログを読んでいたら、こんな記事を見つけました。
プログラミングを業務でやったことがある自分にとっては、筆者の書いていることにある程度共感できました。
そこで、この記事では、プログラミング未経験でIT業界へ進む人向けに僕なりの意見を述べさせてもらおうと思います。
プログラミング未経験でIT業界にいくなら覚悟をもっていくべし。
まず結論から言うと、プログラミング未経験者がIT業界に進む場合はかなりの覚悟が必要です。
特にコードを書いていく可能性があるならなおさら。
僕が初めて大学の講義でコードを書き始めたとき、頭の中は「???」でいっぱいでした。
僕もそのときは初心者だったので、もう何が何だかわからないっていう状態がしばらく続いたのを覚えています。
先生「ここに書いてあるコードを試しに書いてみて。ほら動くでしょう?」
僕「動いた・・・なんで???いや、どういうこと???」
ってなるわけです。
大学生だった僕は、まあ単位さえ取れればいいやと思って、動く理由を深く追及しませんでした。
短いコードなら暗記でも試験に対応できたし。
プログラミング経験者でも辛かった。
就職活動を経て、現職でたまにコードを書くことがあります。
入社後に初めてコードを書いたときはまあひどかったです。
ググってもあまりピンとこない。
だったら先輩に質問しようと思うが、先輩は忙しそうにしており、声かけづらい。
そこでいったん、コピペしたみたら、とりあえず動く。
でも理解できていないから、動いた理由がわかりません。
まさに、冒頭で紹介した記事のような状態になるわけです。
入社したてのころは、とりあえず動くからいいや。で進めていき、大量のバグを生んだ経験があります。
この経験から、書いたコードが動く理由・動かない理由はなぜなのかを知るために無理やり先輩を捕まえて解決するようになっていきました。
このころはわからないことが多いからホントにつらかったですし、先輩は忙しそうにしているから捕まえること自体が心苦しかったです。
先輩は、忙しくても僕の質問に対応してくれたおかげで、何とか仕事を進めることができました。
しかし、出会う先輩が間違っていれば、記事のような状態=「ほったらかし」にされることと思います。
企業はプロの講師を雇ってもいいのではと思う。
そもそも、業務と並行しながら後輩のプログラミングの教育を行うのは無理があります。
理由は単純で、みんな忙しいからです。
企業は、プロの講師を雇って若手に教育の場を設けるべきだと常々思っています。
そうすれば、中堅以上の社員が疲弊せずに済むし、若手の技術力向上・知識の定着が期待できます。
日本の採用方法そのもののデメリットが大きく影響している。
少し話がそれますが、僕は日本の採用方法に問題があるから、未経験のプログラマーが潰されていくのだと感じています。
※プログラミングに限った話ではないかもしれない。
日本の採用方針には、「ポテンシャル採用」と呼ばれるものがあります。
この採用方法における学生側のメリットは、未経験であっても興味のある職種にチャレンジできる点にあります。
なので、就職時に大したスキル等が無くても仕事を振ってもらえます。
(案件の重要度は企業によってさまざまだと思いますが。)
対して、海外では「何を経験して何ができるのか」を重視して見られると聞きます。
入社後にスキルを身に着ける機会がある日本とは違い、始めからスキルを身に着けておく必要があるようです。
日本のこのポテンシャル採用が、プログラミング未経験者を入社後に苦しめている要因となっていると僕は思います。
結論:覚悟を決めて進むべし。
これからIT業界へ進む人は覚悟を決めて進んで欲しいです。
そして、プログラミングをかじっている僕からは、以下の2つの事を覚えておいてほしいと思います。
- 自己啓発として、技術の勉強を少しでも行うこと。
- 無理だと感じる場合は見切りをつける勇気をもつこと。3年我慢なんて言葉は無視してOK。
1つ目は、エンジニアになる人には必要な素養として挙げられる点です。
世の中の技術は進歩していっています。
技術者になる以上、世の中の技術から取り残されていてはいけません。
できるだけ世の中の技術に対するアンテナを張っておいて、吸収・実践を繰り返していけば身に付くのではと思います。
2つ目は、簡単に言うと、「自分を大事にしてください」ということです。
苦手に思うことは、スキルが足りないだけか、適性がないかのどちらかです。
ですが大抵、適性がある場合はスキルが足りなくてもうまくいったりすることがあります。
それも早い段階で。
ずーと苦手意識を捨てきれずにモヤモヤするのは時間がもったいないので、潔く諦めて次の仕事を探すという選択肢があることを忘れないでください。
プログラミングできなくたって生きていけますから。笑
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